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副社長インタビュー

株式会社日能研 取締役副社長

茂呂 真理子

Mariko Moro

──子どもたちの「12歳の特別な選択」を支えるために、日能研が大事にしていること、入社を検討される皆様に伝えたいことを、副社長 茂呂 真理子のインタビューとしてお届けします。

副社長インタビュー
Q.1 副社長のこれまでの経歴を教えてください。

副社長のこれまでの経歴を教えてください。

2001年に新卒で入社しました。採用プロセスの中で出会うスタッフの言葉一つひとつに温かみを感じ、人によって話す内容は違っても、その“根っこにある想い”が共通していたんですよね。そこに惹かれて入社しました。
それは今の日能研でも息づいています。

日能研では、入社するとまずは子どものいる場に行きます。
私もまずは現場でおよそ10年間、学習スタッフとして勤務し、教室の責任者も務め、その後、本部に異動しました。
本部勤務となってからは2013年に役員という立場になり、すでに10年以上が経ちますが、「塾」として、「企業」として、学びを通して子どもの未来を仲間と一緒に創っていく――そうした想いでいます。
同じ想いをもち、一緒に歩む仲間がたくさんいるので、不安はまったくありません。
一方で、「子どもと共にいる」感覚も失くしたくないと思っています。

Q.2 日能研は創業以来変わらず私学を応援しています。日能研の特別な想いとはなんですか?

日能研は創業以来変わらず私学を応援しています。日能研の特別な想いとはなんですか?

私学では、設立の根底にある「こういう人を育てたい」という脈々と受け継がれた建学の精神、教育理念が大切にされています。
それぞれの私学が固有の教育方針や価値観を持っているのです。
未来に生きる子どもたちの学ぶ環境として、私たちは、固有の教育方針のもと人間教育をしている私学を応援したいと考えています。
日能研は、創業以来「私学で学ぶ子どもたちを応援する」その価値を受け継ぎ、歩み続けています。

日本の教育制度では、義務教育の9年間は自分の居住区の公立学校に通うことがベースです。
一方、中学受験では、学ぶ環境を意図的に選択することができます。
子ども自身が自分の意志で学ぶ環境を選択するのって素敵ではありませんか?
「こういうことを学びたい。楽しみたい。」
子どもは、憧れをもって学校を選択します。
中学受験の価値は、「どういう想いで建てられた学校なのか」というその学校の理念に迫り、自分の意志で学びたい環境を選択できるところにあります。
世の中では競争をあおるような部分だけが取り上げられ、議論されることもありますが、日能研は、むしろ中学受験は「幸せな選択」「12歳の特別な選択」だと考えています。
12歳の選択は、自分がどんな場所で学び、どんな人生を歩んでいきたいか、「幸せになる場所を探す」ための自己決定なのです。
親子で同じ目的に向かって濃密な時間を過ごし、合格・進学に向け一緒に歩める点も、中学受験の豊かさですね。

Q.3 学習スタッフとしての経験の中で、印象に残っている出来事や学びについて教えてください。

学習スタッフとしての経験の中で、印象に残っている出来事や学びについて教えてください。

新入社員の頃は不安もありました。
ですが子どもと過ごすうちに、「私たちが共にいる子ども」と真正面から向き合い、全力で時間を費やしているその姿勢こそが、あらゆる信頼につながるという気持ちへと変化がありました。
子どもたちの前に突き進む姿を見ては、自分が勇気をもらいましたね。
こうした日々が、自分自身の充実感にもつながっていったように思います。

時に保護者の方と見解が異なることもあります。
それは受験校を選ぶ際も。子どもの思考の特性や性格を踏まえ、「本当に合っている学校は他にもあるのでは」と感じることもあります。
それを保護者の方とやり取りすることは最初こそ大変ですが、「あの時、率直に言ってもらえて本当によかったです」と言ってもらえることもあり、保護者の方と同志のような絆が深まります。

責任者になったばかりの頃は、周囲に女性の管理職のロールモデルがなかったこともあり、「男性のように振る舞わなければ保護者の方の信頼を得られないのでは…」という思いに縛られていた時期もありました。
ですが、その必要はないと気づいたんです。
女性は女性としてのリーダーシップを発揮できる。自分らしい形で保護者と共に子どもを支えていく姿勢があってもいいと。
そう思えるようになってからは、周囲の人を巻き込み、いろんな人の力を借りて教室全体を創っていくことがとても楽しく、充実していました。

〈子どもの学びを真ん中に〉という言葉。
それは単なるスローガンではなく、その子にとって本当に今必要なものは何かを考え、行動すること。
子どもの成長と共にいられるのも、仕事のやりがいの一つでもありますね。

Q.4 また、今の時代、AIに子どもの成績を入れれば、課題や必要な学習内容はすぐに出てきます。

「保護者の方に踏み込むのは少し不安です」と感じている新入社員もいると思います。
そんな若手社員に、どんな言葉をかけますか?

年齢や経験は関係ないと伝えたいです。
むしろ年齢が近いことで子どもたちが話してくれることもあります。授業中のちょっとした変化に気づいて声をかけると、子どもなりの思いを話してくれる。
そうして子どもから出てきた言葉は、共にいる時間の中で自然と生まれるものです。
日能研にいる子どもと最も多くの時間を共にしているのは、やはり日能研のスタッフ。
子どもが何を考えているのかに耳を傾け、今の子どもに共にあり、寄り添っている自分に自信を持って保護者の方に関わってほしいなと思いますね。

Q.5

そして自分が母となり、受験生の親を経験したことで気づきはありましたか?

冷静になって息子を見つめ直す機会にもなりました。
日能研のスタッフは子どものことを本当によく見ています。
スタッフが見ている我が子を基準に、安心して受験のプロセスを歩むことができました。
我が子の経験から、“日能研として”と“親として”の両側面から思考することが増えましたね。
中学受験はまさに親子の受験。「やってよかった」と心から言えます。
おそらく、この実感は中学受験だからこそ得られたものです。
男性・女性関係なく、日能研にはそういった社員は多いのではないでしょうか。

Q.6

日能研での産後・育休明けの復職は、どのように進めていますか?

結婚、出産を経ても仕事を続ける女性社員は多いです。
出産を経てから復職する率はほぼ100%に近いです。
最近は、男性も育児休暇を取得する率が高まっています。
「自分の人生を歩みながら、子育てを両立するには、どんな働き方がいいか」
を個別に話し合いながら、一人ひとりの状況に耳を傾け、復職の形を決めています。

女性も男性も休職の期間は、一旦キャリアが止まります。
だからこそ復職の時には、子育てや家族のことは一旦おいて、自分として改めて日能研で「今どんな自分でありたいか」「今この場所で何をしたいか」を考えてみて、と伝えています。
「どんな働き方になったとしても仲間にどう貢献したいか」を考え、価値を生み出せる働き方を一緒に模索します。

「日能研の子どもと共にいたい」――共通してみんなが言う言葉です。
日能研ではいつでも自分のやりたいことを創り続けられるし、そういうマインドが自然と生まれる環境です。
さまざまなチャンスに恵まれています。どうありたいかを創り続けられるレジリエンスを大切にしたいですね。

Q.7 これからの日能研について、変わらないもの・変えないもの、そして変えていくことについて教えてください。

これからの日能研について、変わらないもの・変えないもの、そして変えていくことについて教えてください。

これからも、「私学に進学する子どもたちを応援する」価値は変えません。
これは、「子どもの未来に責任を持ち続けます」という私たちの宣言です。
今でも卒業生から連絡があるんです。
大学進学の時、就職の時、結婚が決まった時など…。
「どうしたの?」と尋ねると、「自分の人生の原点は中学受験だったし、日能研で仲間と過ごした時間にある」と答えが返ってきます。

中学受験は、自分の未来の選択の一歩です。
中学受験専門塾であるということは、合格・進学を通して「子どもの未来をつくる責任」を果たすこと。
だから私たちは学びを通して子どもと共にいるということを大事にしたい。
一方で、この先どんな未来が待っているかわからない。
大人の私たちが過ごした過去の延長線上で新しい未来が創造されることなど、ほとんどないのではと思います。
日能研を卒業した子が、この先、難しい課題に向かいながらも世界に目を向け、未来を切り拓いてほしい。
子どもの学びにおいての新たなチャレンジは、積極的に行っていきたいですね。

Q.8 最後に日能研に入社を考えている人へメッセージをお願いします。

最後に日能研に入社を考えている人へメッセージをお願いします。

私は自信を持って、これからは「私学の時代」だと伝えたいです。
これからの社会では、「自分の意志や価値観を育て、人とつながりながら課題を解決する力」が求められるのではないでしょうか。
私学には、12歳から18歳の大切な時期に自分の軸や価値観、意志を育てられる環境が備わっています。
だからこそ、人が育つ場としての私学の存在が欠かせません。
同時に、塾という立場だからこそできることがあると考えています。
私たちと一緒に子どもの未来を創る道を選んでみませんか。

「Cool heads but Warm hearts」――冷静な頭脳と分析力、そして熱いハート。
自ら主体的に人生を切り拓いていくためには、この「熱いハート」が不可欠です。
これから社会に出る皆さんには、自らの力を他者のために発揮することで自分の未来も豊かになることを、ぜひ日能研で体感してほしいです。

日能研で「子どもと共にいる」ということは、皆さんの力を発揮する先が子どもの「未来」につながるということ。それは世の中の未来や希望にもつながります。

自分の意志を持って「今、ここ」で子どもと共にいる――その姿勢や想いを、何より大事にしていきたいですね。